Windows 10でドライブの空き容量バーを表示する方法
要点
Windows 10の「This PC（PC）」でドライブ名の下に表示される色付きの空き容量バーが消えた場合、表示モードを変更するだけで簡単に復元できます。この記事では手順、原因、代替手段、管理者／一般ユーザー向けチェックリストをわかりやすく説明します。
Windows Vistaから続く「ドライブの視覚的な使用量バー」は、ディスクの空き容量を一目で把握できる便利なUIです。Windows 10でこれが表示されない場合、通常はエクスプローラーの表示モードが原因です。以下の簡単な手順で復元できます。
手順: Windows 10で空き容量バーを表示する
次の手順に従って、エクスプローラー（This PC）でドライブの視覚バーを表示します。
- タスクバーまたはスタートメニューから「エクスプローラー」を開くか、ショートカットキー（Windowsキー + E）で開きます。
- エクスプローラーの上部にあるリボンで、表示 タブをクリックします。
- レイアウト セクションを探します。
- 現在が「アイコン」表示になっている場合、ドライブの視覚バーは表示されません。
- タイル または コンテンツ 表示に切り替えます。
- This PC に戻ると、各ドライブラベルの下に色付きの空き容量バーが再表示されます。
これで、各ドライブの残り空き容量が一目で分かるようになります。
重要: 表示設定を変更してもバーが戻らない場合は、エクスプローラーの表示キャッシュやシステムの表示設定に問題がある可能性があります。次のセクション「表示されない場合のよくある原因」を参照してください。
表示されない場合のよくある原因（いつこの方法が効かないか）
- 表示モードが既に「タイル」か「コンテンツ」であるのにバーが見えない。
- エクスプローラーのビューが破損している（表示設定のキャッシュが壊れている）。
- ユーザーがファイルエクスプローラーの代替ソフトを使用している（Windowsの標準UIを表示しない）。
- ネットワークドライブや特定の外付けドライブは視覚バーが表示されない場合がある。
対処のヒント: エクスプローラーを再起動する、PCを再起動する、もしくはエクスプローラーの表示設定をリセットしてみてください。
代替方法（視覚バーを確認する他の手段）
- ディスクのプロパティを使う: エクスプローラーでドライブを右クリック → 「プロパティ」を開くと、容量と空き領域の数値が確認できます。
- ディスクの管理: 「ディスクの管理」ツール（diskmgmt.msc）でパーティションの状態を確認できます。
- PowerShellコマンド: 管理者でPowerShellを開き、Get-Volume を実行すると、ボリュームごとのサイズと空き容量が一覧表示されます。
- サードパーティ製の管理ツール: より詳細な視覚化や警告設定が必要な場合は、専用ソフトを検討してください。
管理者／一般ユーザー別チェックリスト
管理者向けチェックリスト
- エクスプローラーの表示設定をリセットする方法を把握する
- グループポリシーでエクスプローラーのUIが制限されていないか確認する
- PowerShellでディスク情報を監視するスクリプトを準備する
一般ユーザー向けチェックリスト
- エクスプローラーを開いて、表示 → タイル または コンテンツ に切り替える
- 切り替えても表示されない場合は、PCを再起動する
- それでもダメなら、システム管理者に相談する
シンプルな問題解決手順（ミニ手順書）
- エクスプローラーを開く（Windowsキー + E）。
- 表示 タブを選ぶ。
- レイアウトが「アイコン」になっていたら「タイル」または「コンテンツ」に変更。
- 表示されない場合はエクスプローラーを再起動、PC再起動、または表示キャッシュのクリアを試す。
小さな意思決定フローチャート
flowchart TD
A[視覚バーが見えない] --> B{エクスプローラーの表示モードは？}
B -->|アイコン| C[タイルまたはコンテンツに変更]
B -->|タイル/コンテンツ| D{PCを再起動したか}
D -->|いいえ| E[エクスプローラーとPCを再起動]
D -->|はい| F[PowerShellでGet-Volumeを実行または管理者に連絡]1行用語集
- エクスプローラー: Windowsのファイル管理アプリ。
- This PC: 以前の「マイコンピュータ」に相当する場所で、接続されたドライブを一覧表示するエクスプローラーのビュー。
いつ設定を戻したいか／代替の見た目
- レトロな見た目が好きなら、Windowsのテーマやアイコンセットを変えて昔のバージョン風にできます。
- 視覚バーが不要ならアイコン表示に戻してディスク情報を数値で確認する運用に切り替えることも可能です。
経験豊富な管理者の見解: 視覚的な情報は素早い判断に有効だが、監視や自動アラートが必要な環境では数値ベースの監視を併用すべきだ。
まとめ
Windows 10でドライブ下の空き容量バーが消えた場合、まずはエクスプローラーの表示タブから「タイル」か「コンテンツ」に切り替えてください。多くの場合これで解決します。表示されない場合は再起動、PowerShellやディスク管理で代替確認を行い、必要なら管理者に相談してください。
要点の再掲: 表示モードの切り替えが最も手早い解決策です。問題が繰り返す場合は表示キャッシュやポリシー設定を疑いましょう。
