FAU-Gが「Connecting Services」で止まる問題を修正する方法

FAU-Gが「Connecting Services(接続サービス)」画面で停止する場合、まずはDNS変更(Cloudflare 1.1.1.1+WARP推奨)、ネットワークの切替、アプリのキャッシュ/データ消去を順に試してください。これらで多くの接続問題は解決します。サーバー側の障害時は待機が最短の対処です。
FAU-GはAndroidとiOSの両方で提供され、リリース後に多くのプレーヤーを引き付けています。しかし、プレイ中に「Connecting Services(接続サービスに接続中)」で止まり先に進めない接続エラーが報告されています。本記事は、端末別・状況別に再現手順と優先度の高い修正方法をわかりやすくまとめたトラブルシューティングガイドです。
重要: DNSとVPNは別物です。DNSは名前解決の仕組み、VPNは通信を暗号化して経路を変える仕組みです。両方を組み合わせると効果を得られる場合があります。
まず確認すること
- サーバー側障害の有無(公式SNSやフォーラム、コミュニティを確認)。
- 端末の日時が自動設定になっているか。時刻ズレは認証失敗に繋がることがあります。
- ネットワークの基本(機内モードON/OFF、ルーター再起動、別回線で試す)。
- ストレージに空きがあるか。空き不足は動作不良を招きます。
重要: 公式サーバーが落ちている場合は端末側でできることは限られます。まず公式情報を確認してください。
端末別チェックリスト
Android向けチェック(優先度高)
- 設定 > アプリ > FAU-G > ストレージ > キャッシュとデータをクリア
- Cloudflare 1.1.1.1アプリを試す(WARPモード有効推奨)
- Wi‑Fiとモバイルデータを切り替えて動作確認
- セキュリティアプリ/ファイアウォールが通信を遮断していないか確認
iPhone向けチェック(優先度高)
- Wi‑Fi設定でDNSを手動にして1.1.1.1を指定、またはCloudflareアプリを利用
- アプリを一度削除して再インストール
- 設定 > 一般 > 日時を自動にしているか確認
修正手順(優先度順)
1. DNSを変更する(Cloudflare 1.1.1.1推奨)
DNSを1.1.1.1に変更すると、ISPのローカルDNSに起因する名前解決の問題を回避できることがあります。多くの端末はWi‑Fiごと、またはシステム全体でDNSを指定できます。
手順(簡易)
- Cloudflare公式アプリ(1.1.1.1)をインストールする(Android・iOS両対応)。
- アプリを開いて1.1.1.1を有効にする。必要に応じてWARP(VPNのような高速経路)も有効化する。
メモ: DNSは名前解決の仕組みです。VPNではありませんが、WARP(Cloudflare)が有効だと経路の改善も期待できます。
設定例(効果的な順):
- Cloudflareアプリで1.1.1.1を有効化
- ゲームを起動して確認
- まだ問題がある場合はWARPを有効にして再起動
2. ネットワークを切り替える
時に端末の回線そのものがゲームのサーバーと相性が悪い場合があります。以下を試してください:
- モバイルデータ → Wi‑Fi(またはその逆)に切替
- 別のWi‑Fiネットワークに接続(別のISP経由でテスト)
- 別のSIMカード/テザリングで動作確認
- ルーター再起動、モデム電源の入れ直し
ネットワークを切り替えて改善する場合は、元の回線に制限(キャリアのフィルタやNAT制限)がある可能性があります。
3. データとキャッシュを消去する
キャッシュや不整合な保存データが原因で起動時に接続処理が失敗することがあります。端末別の手順は以下の通りです。
Android の手順(代表的)
- 設定 > アプリ > FAU-G を選択
- ストレージ > キャッシュを削除、データを消去(注意:ログイン情報が消えることがあります)
- 端末を再起動してゲームを起動
iPhone の手順
- アプリを長押しして削除
- App Storeから再インストール
重要: アカウント連携(ゲームアカウントがクラウドに保存されているか)を先に確認してからデータ消去してください。
4. その他のチェックポイント
- バッテリーセーバーやデータセーバーが通信を制限していないか確認。
- VPNやプロキシを使っている場合は一度無効化して試す。
- 端末OSやゲームの最新版が適用されているか確認(アップデート後に再起動)。
- ファイアウォールや企業ネットワークではポートやプロトコルが制限される場合があるため、家庭回線での検証をおすすめします。
代替アプローチと失敗するケース
- 代替アプローチ: 別端末でログインしてみる、別アカウントで試す、公式のテストサーバーやコミュニティ情報を確認する。
- 失敗する主なケース: 公式サーバー停止、認証基盤の障害、アカウント凍結や地域制限。これらはプレーヤー側で即時に修正できません。
重要: 上記の方法をすべて試しても改善しない場合は、公式サポートにログ(発生時刻・ネットワーク状況・端末情報)を添えて問い合わせると対応が早くなります。
トラブルシューティングの意思決定フロー
flowchart TD
A[問題発生: Connecting Servicesで止まる] --> B{公式サーバー状況は正常か}
B -- いいえ --> C[待機または公式アナウンスを確認]
B -- はい --> D[DNS変更を試す]
D --> E{改善したか}
E -- はい --> Z[完了]
E -- いいえ --> F[ネットワーク切替を試す]
F --> G{改善したか}
G -- はい --> Z
G -- いいえ --> H[アプリのキャッシュ/データ消去または再インストール]
H --> I{改善したか}
I -- はい --> Z
I -- いいえ --> J[サポートへログを送付]
検証項目(テストケース)
- ケース1: DNS変更後、ゲームがメインメニューまで到達する
- ケース2: Wi‑Fiからモバイル回線に切り替え後、接続できる
- ケース3: キャッシュ消去後にログイン情報を再入力して正常に遷移する
- ケース4: 別端末/別アカウントでも同様の障害が起きる(サーバー側問題の可能性が高い)
各ケースは改善が確認できれば「成功」とし、失敗が続く場合は端末ログ(スクリーンショット、発生時間、使用回線)を保存してください。
ロール別チェックリスト
プレーヤー
- 日時を自動に設定
- DNSを1.1.1.1に変更して試す
- キャッシュを消去/再インストール
ネットワーク管理者
- NATタイプやポートフィルタリングを確認
- ゲームの必要なアウトバウンド先がブロックされていないか確認
開発者・運営
- 接続ログの収集とユーザー報告の優先度付け
- 接続試験用の簡易ログインエンドポイントを公開するとユーザー切り分けが早くなる
要点まとめ
- まず公式のサーバー状態を確認する。サーバー障害なら待機が最短の対処法。
- 多くのケースでDNSをCloudflare 1.1.1.1に変更し、WARPを有効化することで接続が回復する。
- ネットワーク切替、キャッシュ消去、再インストールは有効な物理的対処法。
- 端末ログや状況を記録して公式サポートへ提出すると解決が早くなる。
ご不明点があれば下のコメント欄で端末情報(OSバージョン、回線種別、発生時刻)を添えて質問してください。問題の切り分けを一緒に行います。もしこの記事が役に立ったら、DigitBinのチュートリアル動画も参考にしてください。Cheers!