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Google検索結果からウェブサイトをブロックする方法(Chrome用)

1 min read 検索 更新されました 21 Oct 2025
Google検索で特定サイトをブロックする方法
Google検索で特定サイトをブロックする方法

はじめに

検索結果に表示される特定のサイトを見たくないとき、検索の精度を下げるスパムやマルウェアを避けたいとき、個人的な好みで表示を制御したいときがあります。ここではGoogleが提供していたPersonal Blocklist拡張機能(Chrome向け)を使って、ドメイン単位で検索結果から除外する手順をわかりやすく説明します。

用語定義(1行):

  • ブロック: 指定したドメインをGoogle検索の表示結果から非表示にする操作。通常は拡張機能がその設定を管理します。

必要なもの

  • Google Chrome ブラウザ
  • Personal Blocklist(by Google)のChrome拡張機能(ストアからインストール)

注意: ブラウザの拡張機能やストアの提供状況は変化するため、拡張機能が見つからない場合は「代替手段」セクションを参照してください。

手順(詳細)

  1. Personal Blocklist(by Google)をChromeウェブストアからインストールします。拡張機能の権限や説明を確認してから追加してください。

  2. 拡張機能を追加すると、ブラウザのツールバーにアイコンが表示されます。Personal Blocklistには細かいオプション画面がないため、インストール後すぐに検索で動作を確認できます。

  3. Googleで検索を実行すると、各検索結果のソースドメインをブロックするオプションが表示されます。

Google検索結果にドメインをブロックする新しいオプションが表示されている画面

  1. 非表示にしたいドメインを見つけたら、検索結果から直接「Block domain.com」または類似のラベルをクリックします。これでそのドメインは即座に結果リストから削除されます。

検索結果からドメインをブロックする「Block domain.com」をクリックする画面

  1. ブロックすると、検索結果ページの下部に「Personal Blocklist Chrome extensionによって一部の結果が削除されました」といった通知が表示されます。非表示にされた結果を一時的に表示するには「show」リンクを使います。

検索結果の下部にPersonal Blocklist拡張機能で結果が非表示になった通知が表示されている

  1. 「show」をクリックするとブロックされた項目が一時的に再表示され、ピンクの背景で強調されます。再表示された状態で「Unblock domain.com」をクリックすれば、そのドメインのブロックを解除できます。

  2. または、ツールバーアイコンをクリックするとポップアップでブロック済みドメインの一覧が見られ、そこから直接解除や編集が可能です。

ツールバーの拡張機能アイコンからブロックしたドメインを編集・解除する画面

  1. ドメインを編集すると、より細かい単位(たとえばサブドメイン単位)でブロックできます。

ブロック済みドメイン一覧を編集し、サブドメインに変更する画面

解除と確認方法

  • 一時的に表示: 検索結果の「show」リンクで一時的に確認できます。
  • 完全解除: 「Unblock domain.com」または拡張機能の一覧から該当ドメインを削除します。
  • 設定の確認: ツールバーアイコンを開いて現在のブロック一覧を確認してください。

トラブルシューティング

  • ブロックしても表示される場合:

    • キャッシュや検索の地域設定、個人化(ログイン状態)による差異が原因のことがあります。ブラウザのキャッシュをクリアして再検索してください。
    • 別のサブドメインやミラーサイトが同一ドメイン以外で存在する場合、個別にブロックが必要です。
    • 同期された別端末では設定が反映されていないことがあります。端末ごとに拡張を入れるか、同期設定を確認してください。
  • 拡張機能が見つからない、利用できない場合:

    • Chromeウェブストアで配布が停止されている可能性があります。代替として「uBlacklist」などのサードパーティ製拡張や検索フィルタリングツールを検討してください。

代替アプローチ

  • ブラウザ拡張機能(例: uBlacklist): よく使われる代替手段で、同様にドメインをブラックリスト化できます。
  • Hostsファイル編集(上級者向け): OSのhostsファイルを編集してドメインをローカルで無効化する方法。全てのトラフィックに影響するため注意が必要です。
  • 検索エンジンのカスタム設定: 家庭用ルーターやDNSフィルタでドメインをブロックする方法もあります(ネットワーク単位で制限したいときに有効)。

プライバシー上の注意

拡張機能の設定がどこに保存されるか(ローカルかクラウドか)は拡張機能によって異なります。設定やブロックリストが外部に送信される可能性があるため、必ず拡張機能のプライバシーポリシーと権限を確認してください。

管理者向けチェックリスト(簡易)

  • 目的を明確にする(個人用/組織用)
  • 管理対象の範囲を決める(端末単位/ネットワーク単位)
  • 選定する拡張機能のセキュリティとプライバシーを評価する
  • 必要なら代替策(DNS/hosts/ルーター設定)を検討する
  • 運用ルールと解除ポリシーを文書化する

テストケース(受け入れ基準)

  • 指定ドメインをブロック後、そのドメインに由来する検索結果がユーザーの検索に表示されない
  • 「show」をクリックすると、該当結果が一時的に表示される
  • ポップアップのブロック一覧からドメインを削除すると、検索結果に再び表示される

状況別フローチャート

flowchart TD
  A[拡張機能をインストール済みか?] -->|いいえ| B[インストールする]
  A -->|はい| C[検索でブロックしたいドメインを確認]
  C --> D{ドメインをブロックできたか}
  D -->|はい| E[検索結果から除外されたことを確認]
  D -->|いいえ| F[キャッシュ確認/別端末で試す/代替拡張を検討]

よくある質問

Q: ブロックは永久に続きますか? A: ブロックは拡張機能の設定が残っている限り有効です。拡張機能をアンインストールしたりブロックを解除すると解除されます。

Q: 家族や職場の他の端末にも反映されますか? A: 拡張機能の同期設定に依存します。端末ごとに拡張を入れるか、組織管理の仕組みでポリシーを配布してください。

Q: Google以外の検索エンジンでも効きますか? A: 一部の拡張は特定の検索エンジン専用です。拡張機能の対応範囲を確認してください。

まとめ

Personal Blocklistのような拡張機能を使うと、Google検索の表示から特定のサイトを手軽に除外できます。問題が起きた場合はキャッシュや同期、サブドメインの扱いを確認し、必要なら代替の拡張やネットワークレベルでの対策を検討してください。常に拡張機能の権限とプライバシー方針をチェックすることが重要です。

重要: 拡張機能やストアの提供状況は変わるため、最新情報はChromeウェブストアや公式ドキュメントで確認してください。

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