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Androidでテキストメッセージに現在地を送る方法

1 min read Android 更新されました 29 Sep 2025
AndroidでSMSに現在地を送る方法
AndroidでSMSに現在地を送る方法

Android端末のホーム画面とメッセージアプリのアイコン

緊急で自分の居場所を送る必要があるが、サードパーティのSNSや専用アプリを使いたくない場合、Androidの標準機能だけで対応できます。AppleのiMessageには以前から同様の機能がありましたが、AndroidでもGoogle メッセージなどを使えばリアルタイムあるいは固定の現在地を共有できます。以下は標準的な手順と注意点、代替手段、トラブルシューティング、チェックリストなど実務的な情報です。

手順:Androidでテキストメッセージに位置情報を送る

この手順は、主にストック(メーカーによるカスタマイズが少ない)Android端末の標準メッセージアプリ(Google メッセージ)を想定しています。機種やOSバージョンによって文言や見た目が若干異なることがあります。

  1. Play ストアから「Google メッセージ(Messages)」アプリをダウンロードしてインストールします。
  2. アプリを起動して、必要な権限(位置情報、連絡先、ストレージなど)を許可します。
  3. アプリを既定のメッセージアプリに設定します(プロンプトに従うか、設定→アプリ→既定アプリから設定)。
  4. 新規メッセージを作成するか、既存の会話を開きます。

メッセージアプリの会話画面でプラスアイコンを指し示すスクリーンショット

  1. 会話入力欄横の「+」アイコンをタップします。

メッセージアプリの拡張メニューで位置情報オプションを示すスクリーンショット

  1. 表示された拡張メニューから「位置情報」または「Location」を選びます。

位置情報を検出してGoogleマップ上にピンを表示するスクリーンショット

  1. GPSが現在地を検出してGoogle マップ上にピンを表示します。送信したい場所を選び、承認してメッセージに追加します。
  2. サムネイル(地図のプレビュー)がメッセージ内に表示されるので、送信ボタンを押して相手に送ります。

重要: 受信側は受け取ったサムネイルのリンクをタップして地図を確認できます。受信側の端末やSMSアプリによっては表示が異なる場合があります。

いつこの方法が使えないか(失敗するケース)

  • 位置情報サービス(端末のGPS)がオフになっていると現在地を検出できません。設定で「位置情報(ロケーション)」をオンにしてください。
  • 電波・データ通信が弱い・圏外の場所では地図の読み込みやリンク生成に失敗します。
  • 送信側または受信側が古いSMS仕様やキャリア制限でリッチメッセージ(プレビュー付き)をサポートしていない場合、単純なテキストリンクになることがあります。
  • 権限拒否(位置情報の許可を与えていない)や既定メッセージアプリが別になっているとオプションが表示されません。

代替アプローチ

  • Google マップの「現在地を共有」機能を使うと、リアルタイムで自分の移動を一定時間共有できます。URLをSMSで送ることも可能です。
  • WhatsApp、LINE、Telegramなどのメッセージアプリは独自の位置共有機能を備えています。これらは相手も同じアプリを使っている必要があります。
  • 緊急時は電話で番地などを伝える、もしくは最寄りの目印(店名、交差点)をテキストで送るのも有効です。

セキュリティとプライバシーの注意点

  • 必要以上に長い間リアルタイム位置を共有しないでください。常時共有はプライバシーリスクになります。
  • 公共のWi‑Fiでは位置情報が不正確になる場合があります。可能ならモバイルデータ接続で送信してください。
  • 位置情報権限は「このアプリのみ許可」や「使用中のみ許可」などの選択肢を活用し、常時アクセスを避けることでリスクを減らせます。

送信者/受信者別チェックリスト

送信者チェックリスト:

  • 位置情報(ロケーション)をオンにしている
  • Google メッセージを既定のメッセージアプリに設定している
  • 位置情報の権限をアプリに与えている
  • データ通信が有効である

受信者チェックリスト:

  • 受信したリンクをタップして地図が開けることを確認する
  • 必要であれば位置情報リンクの共有や保存に注意する

ミニ手順テンプレート(短縮版)

  1. Google メッセージをインストール→権限許可
  2. 会話を開く→「+」→「位置情報」選択
  3. 現在地を確認→承認→送信

トラブルシューティングのヒント

  • 地図が表示されない場合は端末を再起動して再試行してください。
  • 位置が大きくずれる場合は屋外で再検出するか、Wi‑Fiやモバイルネットワークを切り替えてみてください。
  • キャリアのSMS制限が疑われる場合は相手に別のメッセージアプリで受信できるか確認してください。

要点のまとめ

  • 追加アプリがなくてもGoogle メッセージで位置情報を共有できる。
  • 権限設定と既定アプリの設定が正しければ、数タップで現在地を送信可能。
  • リアルタイム共有が必要な場合はGoogle マップ等の機能を検討する。

参考リンクと関連記事

  • How to Use GIFs as Live Wallpaper on Android?(関連記事)
  • How to Create Your Own WhatsApp Stickers in 2020(関連記事)
  • How to Use Android Phone as Webcam in Windows 10?(関連記事)

最終まとめ

この方法は、サードパーティに頼らず短時間で現在地を伝えるのに便利です。事前に権限とアプリ設定を確認しておくと、緊急時にもスムーズに共有できます。疑問があればコメントで教えてください。

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