重要: Threads単体を完全に削除する独立オプションは現時点で提供されていません。Instagramアカウントを削除すると、関連するThreadsアカウントも削除されます。
この記事の目的と対象読者
このガイドは、Threadsアカウントを永久に削除したいユーザー向けに、手順・考慮点・代替策をわかりやすくまとめたものです。具体的な操作手順、事前準備、よくある落とし穴、代替案(無効化・データ保存)を網羅しています。
目次
- 事前に知っておくこと
- 完全削除の手順(スクリーンショット付き)
- 削除前チェックリスト
- 削除と無効化の違いと選び方
- よくある問題と対処法
- まとめ
事前に知っておくこと
- 現状: Threadsアカウントを完全削除するには、紐付けられたInstagramアカウントを同時に削除する必要があります。単体での削除オプションは現時点ではありません。
- 代替: 使用を続けたくないだけなら、Threadsを無効化(非アクティブ化)することで表示・通知を止められます。アカウントの再開も可能です。
- データ: 削除前に投稿やメッセージなどのデータをバックアップすることをおすすめします。Instagramのデータダウンロード機能を利用してください。
完全削除の手順
以下は、スマートフォンのInstagramアプリからInstagramアカウントに紐づくThreadsアカウントを削除する手順です。画面表示はアプリのバージョンやOSによって多少異なる場合があります。
- Instagramアプリを開き、プロフィールアイコンをタップします。

- 画面右上のメニュー(3本線)をタップします。

- 「設定とプライバシー」を選択します。

- メニューから「アカウントセンター」を選びます。

- アカウント設定で「個人情報」をタップします。

- 「アカウントの所有権と管理」を選択します。

- 「アカウントを無効化または削除する」を選び、削除したいThreadsアカウント(Instagramにリンクされたアカウント)を選択します。

- 「無効化または削除」を選び、「続行」をタップします。

アカウントを削除する理由を選び、「続行」をタップします。
パスワードを入力し、「続行」をタップします。
最後に「アカウントを削除」を選んで、削除リクエストを確定します。

上記操作でInstagramアカウントが削除されると、それに連動してThreadsアカウントも削除されます。今後MetaがThreads単体の削除オプションを実装する可能性はありますが、現時点ではInstagramの削除が必要です。
削除前チェックリスト
- データバックアップ: 投稿、写真、ダイレクトメッセージなどを保存しましたか?
- サービス連携: 他サービス(外部アプリやサイト)にInstagramログインを使っている場合、ログイン先の解除または代替の設定を準備しましたか?
- 連絡先: 友人やビジネス関係者にアカウント削除の旨を伝えましたか?
チェックリストテンプレート
- 重要な投稿や写真をエクスポートした
- ダイレクトメッセージの必要な履歴を保存した
- 他サービスのログイン方法を更新した
- 共有しているサブスクリプションや広告アカウントを確認した
削除と無効化の違いと選び方
- 無効化(非アクティブ化): アカウントを一時停止できます。再ログインで復元可能。通知や公開表示が停止されます。
- 完全削除: アカウントとデータが恒久的に削除され、復元できない可能性があります。
選び方の目安
- まだ戻る可能性がある場合: 無効化を選ぶ
- 本当に完全にデータを消したい場合: 完全削除を選ぶ(ただし現在はInstagramの削除が伴う)
よくある問題と対処法
Q: Threadsだけ削除したいのにInstagramを削除したくない
A: 現在はThreads単独削除のオプションがないため、回避策としてThreadsアプリのアンインストールと通知オフ、アプリ内の設定で非アクティブ化することを検討してください。
Q: 削除後にデータを回復できますか?
A: 完全削除後の回復は難しいです。重要なデータは必ず事前にバックアップしてください。
Q: ビジネスアカウントや広告アカウントへの影響は?
A: Instagramアカウントを削除すると、ビジネス関連のページや広告管理にも影響が出る可能性があります。事前に関連する設定を確認してください。
短い意思決定フロー
flowchart TD
A[Threadsを使い続けたくない?] --> B{戻る可能性があるか}
B -- はい --> C[Threadsを無効化する]
B -- いいえ --> D{Instagramを削除してもいいか}
D -- はい --> E[Instagramを削除してThreadsを完全削除]
D -- いいえ --> F[アプリをアンインストールして通知をオフにする]ロール別チェックリスト
- 一般ユーザー: データのバックアップ、知人への通知、代替ログインの準備
- ビジネスユーザー: 広告アカウント/連携サービスの見直し、売上・解析データの保存
- 開発者/管理者: API連携やWebhookの解除、サードパーティ統合の更新
まとめ
Threadsを完全に削除するには、現時点でInstagramアカウントの削除が必要です。まずはデータのバックアップと関連サービスの整理を行い、削除と無効化のメリット・デメリットを比較してから実行してください。
要点
- 現在はThreads単体削除は不可で、Instagram削除が必要
- データは事前に必ずバックアップする
- 戻る可能性があるなら無効化(非アクティブ化)を優先する
ご質問や経験があれば、下のコメント欄で共有してください。