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タスクバーにインターネット速度を表示する方法(Windows 10)

1 min read Windows 更新されました 02 Oct 2025
Windows 10のタスクバーに通信速度を表示する方法
Windows 10のタスクバーに通信速度を表示する方法

タスクバーにインターネット速度を表示する手順のイメージ

概要

Windows 10にはアプリごとのデータ使用量を確認する機能がありますが、システム全体のリアルタイム速度(例:今のMbps)は標準でタスクバーに表示されません。タスクマネージャーでも速度は確認できますが、常時表示には向いておらず操作が手間です。そこで常時表示を行うには、ネットワーク速度計(speed meter)と呼ばれるソフトを使うのがもっとも手軽です。

用語定義: リアルタイム速度 = 現在の「秒単位」の送受信速度(通常はKB/sやMbpsで表示されます)。

手順(DU Meterを例に)

  1. ダウンロード

    Step 1. DU MeterをPCにダウンロードします。配布元の公式サイトから入手することをおすすめします。

    DU Meterダウンロード画面のスクリーンショット

  2. インストール

    Step 2. ダウンロードしたインストーラーを実行し、セットアップウィザードに従って進めます。画面の指示で「Next」を選んでください。

    インストールウィザードの例

  3. 使用量の上限設定(任意)

    Step 3. 月間データ使用量の上限を設定する画面が表示される場合があります。必要なければスキップできますが、モバイル回線や容量制限のある回線では設定しておくと便利です。

    月間使用量の上限を設定する画面

  4. アカウント連携のスキップ

    Step 4. dumeter.netアカウントへのリンクを求められる場合は、任意で『スキップ』を選べます。アカウント連携は一部の機能で便利ですが必須ではありません。

    アカウント連携をスキップする指示の画面

  5. タスクバー表示の有効化

    Step 5. インストール後にDU Meterをタスクバーに表示するか確認する画面が出ます。『はい(Yes)』を選択してタスクバー表示を有効にします。

    タスクバーにDU Meterを表示する確認画面

  6. 表示の確認

    Step 6. 設定が完了すると、タスクバーに現在のアップロード/ダウンロード速度が表示されます。通常は小さなテキストやアイコンで秒間速度が見えます。

  7. フローティングバーで詳細確認

    Step 7. DU Meterにはフローティングバーやグラフ表示があり、短期の帯域変動や総使用量などを確認できます。必要に応じて表示スタイルや位置を調整してください。

    フローティングバーでネットワークグラフを表示した例

補足: 設定で押さえるポイント

  • 表示単位:表示単位をKB/s、Mbpsなどに切り替えられる場合があります。好みや見やすさで変更してください。
  • 自動起動:毎回手動で起動したくない場合は「Windows起動時に自動起動」設定を有効にします。
  • 権限:管理者権限が必要な場合があります。インストール時にプロンプトが出たら承認してください。

重要: セキュリティのため、必ず公式サイトや信頼できる配布元からソフトをダウンロードしてください。

代替ツールと短い比較

  • GlassWire:視覚的な履歴表示や通知が得意。プライバシーとアプリ別のアクセス制御を重視する場合に便利。
  • NetBalancer:プロセスごとの帯域制御や優先度設定が可能。帯域管理が主目的のユーザー向け。
  • BitMeter OS:オープンソースで軽量。詳細なグラフを自前で見たい場合に向く。
  • NetSpeedMonitor:古いツールでWindows 10に対応させる手順が必要な場合があります。

各ツールの長所短所を把握して、用途(常時表示、履歴確認、帯域制御)に合うものを選んでください。

いつうまく動作しないか(例外ケース)

  • 管理者権限が不足しているとインストールや常時表示が行えないことがあります。
  • 特殊な仮想ネットワークやVPN環境では正確な物理回線速度が計測できない場合があります。
  • 企業や学校の厳しいポリシーでソフトがブロックされることがあります。その場合はIT管理者に相談してください。

トラブルシューティングのチェックリスト

  • 表示されない場合:タスクバーの通知領域を開き、アイコンが非表示になっていないか確認。
  • 正しいアダプターが選択されているか確認:複数NICや仮想アダプターがある場合、計測するアダプターを指定します。
  • ソフトを最新バージョンに更新:互換性の問題が解消されることがあります。
  • 一時的に別の速度計で比較:タスクマネージャーや別ツールで計測値が極端に違う場合は環境側の問題を疑う。

概要のチェックリスト(導入前)

  • 常時表示が必要か
  • 公式配布元を確認したか
  • 管理者権限でインストールできるか
  • 表示単位や自動起動の設定を把握しているか

短いまとめ

DU Meterなどのツールを導入すれば、Windows 10のタスクバー上でリアルタイムの通信速度を手軽に確認できます。用途に応じて代替ツールも検討し、セキュリティと権限に注意してインストールしてください。

よくある質問

Q1: 無料で使えるツールはありますか?

A1: 無料で使えるオープンソースやフリーミアムのツールがあります。ただし、高度な機能や長期のサポートは有料版に限定されることが多いです。

Q2: タスクバー表示が遅延する場合は?

A2: 表示の更新間隔を短くするとCPU負荷が増すため、更新間隔の設定を調整して安定表示を試してください。

Q3: VPN使用時の速度は正確に出ますか?

A3: VPN経由では暗号化や経路の違いにより、物理回線の速度と差が出る場合があります。VPN接続時のトラフィックを計測する点は有用ですが、物理回線そのものとは異なる値になることがあります。


さらに詳しい手順や代替ツールの比較が必要なら、目的(例:帯域制御、履歴ログ、低負荷表示)を教えてください。適切なツールを具体的に提案します。

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