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Windows 10で「Get Office」通知とタイルを無効にする方法

1 min read Windows 10 更新されました 17 Oct 2025
Windows 10でGet Office通知とタイルを無効化する方法
Windows 10でGet Office通知とタイルを無効化する方法

クイックリンク

  • これらの通知はどこから来ている?
  • 「Get Office」広告を無効にする
  • 「Get Office」タイルを削除する
  • 代替方法・管理者向けの対応

「Get Office」通知を無効にする手順のスクリーンショット

これらの通知はどこから来ている?

Windows 10自体にMicrosoft Officeは含まれていませんが、Officeをダウンロードしてもらうための広告(通知)がプリインストールアプリを通じて表示されます。これらは通常のシステム通知ではなく、特定のアプリ(「Get Office」)が生成する通知です。

「Get Office」アプリは、スタートのタイルとリンクを提供し、Office 365の1か月無料試用を促します。試用終了後は有料になります(プランにより料金は異なります)。

アプリを単純に右クリックしてアンインストールすることはできますが、一部ユーザーはアンインストール後に再インストールされるケースを報告しています。煩わしさを確実に減らすためには、通知を無効にすることが手軽かつ効果的です。

注意: 以降の手順はWindows 10の標準設定を扱います。会社や学内の管理者によって設定が制限されている場合は、IT管理者に相談してください。

「Get Office」広告を無効にする

  1. スタートメニューを開き、設定(歯車アイコン)を選択します。

スタートメニューから「設定」を開く画面

  1. 表示された設定ウィンドウで「システム」を選択します。

設定の[システム]アイコンが強調表示されたスクリーンショット

  1. 左側のメニューで「通知とアクション」を選びます。

  2. 下へスクロールして「これらのアプリからの通知を表示」の一覧を見つけます。リストから「Get Office」を探し、スイッチを「オフ」にします。

これで「Get Office」からの広告通知が表示されなくなります。必要に応じて同じ方法で他のアプリの通知も無効にできます(ニュース、音楽アプリなど)。

通知とアクション設定で「Get Office」をオフにする画面のスクリーンショット

重要: 「Get Office」が一覧に見当たらない場合は、アプリ名が異なるか、すでにアンインストールされている可能性があります。Action Center(通知領域)に表示された通知を開き、表示されたアプリ名を確認してください。

「Get Office」タイルを削除する

Windows 10はデフォルトでスタートメニューに「Get Office」タイルをピン留めします。スタートを開くたびに試用を勧めるタイルが目に入るのが嫌な場合は、次の手順でタイルを外します。

  1. スタートメニューを開く。
  2. 「Get Office」タイルを右クリックし、「スタートからピン留めを外す」を選択する(長押ししてアンピンのアイコンをタップしても可)。

スタートメニューで「Get Office」タイルを右クリックしてピンを外す操作のスクリーンショット

この方法で他の目障りなタイルも同様に整理できます。タイルは好きなだけ削除して、スタートメニューをすっきりさせてください。

代替アプローチ(アンインストール、PowerShell、グループポリシー)

以下は、標準の設定以外で広告を消したい場合の代替案です。管理者権限が必要なものやリスクのある作業も含まれます。

  • スタートメニューからアンインストール: スタート > すべてのアプリ > Get Office を右クリック > アンインストール。ただし、自動的に再インストールされる可能性があります。

  • PowerShellでの削除(上級者向け): 管理者としてPowerShellを起動し、まず該当パッケージ名を確認します。パッケージ名は環境によって変わります。例:

Get-AppxPackage -AllUsers | Where-Object {$_.Name -like "*GetOffice*"}

# 確認後、見つかったパッケージを削除(パッケージ名を確認してから実行)
Get-AppxPackage -AllUsers <パッケージ名> | Remove-AppxPackage

PowerShellでアプリを削除すると、そのユーザーアカウントからは消えますが、Windows Updateやシステムの再設定で再導入されることがあります。管理者はプロビジョニングパッケージやイメージから恒久的に除去することを検討してください。

  • グループポリシー(企業や教育機関向け): Windows 10 Pro/Enterpriseを管理している場合は、グループポリシーで特定の推奨アプリの配布や通知の表示を制限できます。具体的なポリシー設定は環境に依存するため、システム管理者が検討してください。

いつこれらの手順が効かないか(反例)

  • Windows Updateや新しいイメージの適用で「Get Office」アプリが再導入されることがある。
  • 会社や学校の端末では管理者が自動的にアプリを再配布する設定になっている場合がある。
  • サードパーティのカスタムランチャーやクリーンアップツールが独自にアプリを復元することがある。

対処法: 頻繁に復元される場合は、IT管理者に恒久的な対策(イメージ修正やプロビジョニングの除去)を依頼するか、PowerShellとプロビジョニングの両方で対応する必要があります。

小さな判断フロー(簡易)

flowchart TD
  A[Get Officeの通知がうるさい?] --> B{スタート画面にタイルはあるか}
  B -- はい --> C[タイルを右クリックしてピン解除]
  B -- いいえ --> D{通知が届くか}
  D -- はい --> E[設定 > システム > 通知とアクションでオフ]
  D -- いいえ --> F[問題なし:監視を継続]
  C --> G[再発したらアンインストールまたは管理者に相談]
  E --> G

役割別チェックリスト

  • 家庭ユーザー

    • 設定 > 通知とアクションでGet Officeをオフにする
    • スタートメニューからタイルを外す
    • 再表示されたらアプリ名を確認して再度オフにする
  • 高度ユーザー(管理者権限あり)

    • PowerShellでパッケージ名を確認し、必要であればRemove-AppxPackageを使用
    • システムイメージやプロビジョニングからアプリを除外する計画を立てる
  • IT管理者

    • グループポリシーで不要な推奨アプリを制御
    • 配布イメージを更新してプロビジョニングを除去
    • ユーザーへの影響を評価して展開手順を作成

ミニ・プレイブック(実行順)

  1. 通知が来たらAction Centerでアプリ名を確認する。
  2. 設定 > システム > 通知とアクションで該当アプリをオフにする。
  3. スタートメニューのタイルをピン解除する。
  4. 再表示が続く場合はアンインストールを試す。自動復元が頻繁なら管理者に相談。

重要: PowerShellやグループポリシーを使う場合は変更の影響範囲を確認し、バックアップやリストア手順を用意してください。

まとめ

「Get Office」の通知やタイルは、設定の変更で簡単に目に見えなくできます。まずは「通知とアクション」でオフにし、スタートからタイルを外してください。再発する場合はアンインストールやPowerShell、管理者によるイメージ修正を検討します。

主なポイント:

  • 設定からの通知オフが最も簡単で安全な方法です。
  • スタートメニューのタイルは右クリックでピン解除できます。
  • アンインストールは一時的に効果があっても再導入される可能性があります。
  • 管理者はグループポリシーやイメージ修正で恒久対策を行えます。

必要なら、どの方法を試したか(設定、アンインストール、PowerShell)を教えてください。次の対処手順を具体的に案内します。

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