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Macの起動(ブート)ロゴをカスタマイズする方法

1 min read Mac チュートリアル 更新されました 29 Sep 2025
Macの起動ロゴを簡単にカスタマイズする方法
Macの起動ロゴを簡単にカスタマイズする方法

クイックリンク

  • ダウンロードとインストール
  • 起動ロゴを変更する手順
  • 追加情報とトラブルシューティング

Mac OS X の起動ロゴをカスタマイズする手順のスクリーンショット

概要と準備

このガイドは、Intel ベースの Mac でブート(起動)ロゴを変更する手順をわかりやすくまとめたものです。短い用語定義:

  • BootXChanger: 起動ロゴを差し替えるためのサードパーティアプリケーション。
  • Intel Mac: Intel CPU を搭載した Mac。Apple Silicon(M1/M2 等)は対象外の可能性が高いです。

準備するもの:

  1. Intel 搭載の Mac
  2. BootXChanger(後述の方法でダウンロード)
  3. 変更したい画像ファイル(PNG 推奨、透過可)

重要: 実行前に必ず重要データのバックアップを取ってください。macOS のバージョンやセキュリティ機構(System Integrity Protection や T2 チップなど)によっては、変更が反映されないか、元に戻す操作が必要になる場合があります。

ダウンロードとインストール

下記のリンク先から BootXChanger をダウンロードします。ダウンロードしたら、アプリケーションフォルダにドラッグしてインストールしてください。

BootXChanger の DMG イメージとインストール手順のスクリーンショット

アプリを初回起動すると「インターネットからダウンロードされました」といった警告が表示されることがあります。その場合は「開く」を選んで続行してください。

インターネットからダウンロードされたアプリの警告ダイアログのスクリーンショット

起動ロゴを変更する手順

以下の手順でロゴを差し替えます。短く、確実な作業の流れです。

  1. 変更したい画像を準備する
    • 推奨: PNG(透過サポート)。
    • 元の Apple ロゴは 90×90 ピクセルです。できれば同じ比率/サイズにするか、適切にトリミングしてください。
    • アニメーション GIF はサポートされません。
  2. Finder で画像を選び、BootXChanger のウィンドウにドラッグ&ドロップする。

画像を BootXChanger にドラッグ&ドロップする様子のスクリーンショット

  1. 「Apply」または同等の適用ボタンを押す。
  2. 管理者パスワードを求められたら入力する。

管理者パスワード入力ダイアログのスクリーンショット

  1. 再起動して、新しいロゴが表示されるか確認する。

注意: 大きすぎる画像は自動的にリサイズされるか、無視されることがあります。画面全体を埋めるような画像は期待通りに表示されない可能性があります。

サンプル画像と見本

BootXChanger の DMG にはサンプル画像が含まれていることが多く、参考にできます。気に入った画像をそのまま使うか、編集して独自のロゴを作成してください。

BootXChanger に含まれているサンプル画像一覧のスクリーンショット

カスタム作成した起動ロゴの小さな例のスクリーンショット

トラブルシューティングとロールバック

よくある問題と対処方法:

  • 変更が反映されない
    • macOS のバージョンやセキュリティ設定が原因の可能性があります。SIP(System Integrity Protection)が有効だと変更が制限される場合があります。
    • 画像が大きすぎるか、対応フォーマットでない可能性があります。90×90 に近い PNG を試してください。
  • 起動時にロゴが表示されない
    • 画像が無視されている可能性があるため、別の小サイズ画像で再試行します。
  • 元に戻したい
    • BootXChanger の「default image」ボタンをクリックすると、元の Apple ロゴに戻せます。

受け入れ基準(確認項目):

  • 新しいロゴが起動時に表示される。
  • 再起動後、通常通り macOS が起動する。
  • 変更前の状態に戻したい場合に、BootXChanger からデフォルトに復元できる。

代替アプローチと注意点

  • ロゴを直接ファームウェアやブートROMに書き換える方法は極めてリスクが高く、推奨しません。誤操作で起動不能になる恐れがあります。
  • ロックダウンされた環境や企業の管理下にある Mac では、IT 管理者に相談してください。
  • Apple Silicon(M1/M2 等)搭載機では本手順が動作しない場合が多いです。

代替的に検討できる変更ポイント:

  • ログイン画面の壁紙やユーザーアイコンを変更する(OS 標準の設定や管理ツールで安全に行えることが多い)。
  • 起動時に一時的に表示するメッセージやカスタムスクリプトを使う(管理権限やガイドラインに従う)。

ロール別チェックリスト

一般ユーザー:

  • 必要な画像を準備する(PNG、透過を確認)。
  • BootXChanger をダウンロードしてアプリをアプリケーションに移動。
  • 変更→再起動で表示を確認。

IT 管理者:

  • 対象マシンが Intel ベースであることを確認。
  • 企業ポリシーや構成プロファイルと整合するか確認。
  • 大量適用する場合は、テストマシンでの検証手順を作成。

簡易用語集

  • BootXChanger: 起動ロゴの差し替えを行うサードパーティアプリ。
  • SIP: System Integrity Protection、システムファイルの書き換えを制限する macOS の保護機構。
  • PNG: 透過をサポートする画像フォーマット。起動ロゴには推奨。

まとめ

BootXChanger は手軽に Mac の起動ロゴをカスタマイズできるツールです。操作自体は簡単ですが、macOS のセキュリティ機能やハードウェアの違いによっては期待通りに動作しないことがあります。実行前にバックアップを行い、必要に応じて元に戻せる手順を確認してから作業してください。

注記: 本記事は一般的な手順と注意点をまとめたものであり、全ての環境や macOS のバージョンでの動作を保証するものではありません。必要に応じて公式ドキュメントや管理者に確認してください。

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