Vivaldiをよく使うなら、ブラウジングの出発点がスタートページ(Start Page)になっていることが多いはずです。そこにはスピードダイヤル(よく見るサイトのサムネイル)や訪問履歴に基づくおすすめが表示されます。サムネイルの数やサイズによっては、スタートページがすぐに散らかった印象になることがありますが、Vivaldiではこのスピードダイヤルのサイズを簡単に変更できます。
このガイドでは、デスクトップ版とモバイル版の両方でスピードダイヤルのサイズを変更する方法を、手順と補足情報(代替方法・チェックリスト・トラブル例など)とともに分かりやすく解説します。
目的と対象
- 目的: Vivaldiのスタートページに表示されるスピードダイヤル(サムネイル)の表示サイズを変更する方法を学ぶ
- 対象: Vivaldiのデスクトップ版(Windows/Mac/Linux)およびモバイル版を使う一般ユーザー
重要: 以下の手順は、VivaldiのUIが日本語化されている場合の表記に合わせてあります。英語表記の環境では「Settings」「Start Page」など表示名が異なる点にご注意ください。
デスクトップでのスピードダイヤルサイズ変更手順
デスクトップ版Vivaldiでの変更は短時間で完了します。次の手順に従ってください。
- Vivaldiを起動します。
- 必要ならツールバー左端にあるホームタブ(「ホーム」)をクリックしてスタートページを開きます。
- 左上の「V」メニューボタンをクリックします(Vivaldiロゴのボタン)。
- メニュー内を下にスクロールして「設定」をクリックします。
- 設定画面の左側メニューから「スタートページ」を選びます。
- 右側に表示される「スピードダイヤル」セクションの「スピードダイヤルのサムネイルサイズ」ドロップダウンを開き、好みのサイズを選択します。
- 設定を閉じると、スタートページに戻ったタイミングでサムネイルが選択したサイズで表示されます。
元に戻したい場合は、設定 > スタートページ > 「スタートページ設定をデフォルトに戻す」を選べばリセットできます。
補足: よくある迷いどころ
- スタートページが表示されないときは、アドレスバーの左端付近にあるホームアイコンをクリックしてください。デスクトップ設定でホームがオフの場合は表示されないことがあります。
- Vivaldiの表示言語やテーマによっては、UIのラベルが英語や別表記になることがあります。
モバイルアプリでのスピードダイヤルサイズ変更手順
モバイル版の設定も同様に簡単です。以下は一般的な手順です(Android/iOSの差は小さいですが、画面配置は若干異なる場合があります)。
- スマートフォンでVivaldiアプリを開きます。
- 画面右上の「V」メニューボタンをタップします。
- メニューを下にスクロールして「設定」をタップします。
- 「スタートページ」をタップします。
- 「スピードダイヤルのサムネイルサイズ」または同等の項目を選び、表示されるサイズオプションから好みのものをタップします。
- スタートページに戻ると、サムネイルが新しいサイズで表示されます。
レイアウト管理のコツと応用
スピードダイヤルのサイズを調整するだけで、見やすさや操作効率が大きく変わります。ここでは実務で使えるヒューリスティックやチェックリストを紹介します。
ヒューリスティック(判断基準)
- 表示項目が多くてスクロールが増える→サムネイルを小さくして一覧性を優先。
- 視認性・ワンタップで開きたい重要サイトが多い→サムネイルを大きくして指向性を確保。
- デバイスが小さい(スマホ)→小さめのサムネイルで一画面に多く表示。
- カスタム背景やズームを使っている場合はサムネイルサイズを微調整して視認性を調整。
役割別チェックリスト
一般ユーザー
- □ 好きなサイズを選んだか
- □ デスクトップとモバイルで好みを別に設定したか
- □ 必要なら「並べ替え」「名前変更」を実施したか
管理者・IT担当
- □ 社用ポリシーで共通の表示指針があるか検討
- □ ユーザーに対する簡易手順を配布
デザイナー/情報アーキテクト
- □ スピードダイヤルの並びが情報フローに沿っているか確認
- □ 重要なショートカットを目立たせているか
ミニ手順(SOP): 2分で最適化
- デスクトップでVivaldiを開く。
- 「V」 > 「設定」> 「スタートページ」> 「スピードダイヤルのサムネイルサイズ」を選ぶ。
- 2〜3種類を試し、視認性・操作性が最も良いものを保存。
- モバイルでも同様の手順を繰り返す。
代替アプローチと制限例
代替手段: サムネイルの数を減らす、フォルダで整理する、またはスピードダイヤルの代わりにブックマークバーやサイドパネルを活用することで画面の混雑を避けられます。
いつ効果が薄いか(反例):
- サイト数が極端に多く、整理よりも別のナビゲーションが必要な場合(例: 大量の社内ポータル)
- ブラウザ自体の拡張機能やテーマで表示が上書きされると、サイズ変更が見た目の改善に結びつかないことがあります。
トラブルシューティング
- 設定が反映されない場合: ブラウザを再起動してみる。拡張機能の干渉が疑われる場合は拡張を一時無効化して確認。
- 言語やラベルが見つからない場合: Vivaldiの表示言語を確認し、英語UIなら「Settings」「Start Page」など英語表記で同じ項目を探します。
用語1行集(グロッサリー)
- スピードダイヤル: スタートページに配置するサイトのサムネイル(ショートカット)。
- スタートページ: Vivaldi起動時やホームボタンで表示されるページ。
- サムネイルサイズ: スピードダイヤルの画像・アイコンの表示サイズ。
ソーシャルプレビュー(推奨)
- OGタイトル: Vivaldiでスピードダイヤルサイズを簡単に変更する方法
- OG説明文: デスクトップとモバイル両方での具体的な手順、リセット方法、整理のコツを短時間で学べます。
まとめ
- Vivaldiのスピードダイヤルはデスクトップとモバイルで個別に調整可能です。
- 設定は「Vメニュー > 設定 > スタートページ > スピードダイヤルのサムネイルサイズ」から行います。
- サイズ変更だけでなく、並べ替えやフォルダ化でスタートページの使い勝手をさらに改善できます。
このガイドを参照して、自分にとって見やすく使いやすいスタートページにカスタマイズしてみてください。