このガイドは、Amazonでの注文をアーカイブする具体的な手順、モバイルでの制限、アーカイブの解除方法、閲覧を隠す代替手段、考えられる失敗例やチェックリストまでを含む実用的なハウツーです。友人や家族とアカウントを共有しているときに、サプライズを守るために便利な操作です。
目次
- アーカイブとは一行定義
- PCでのアーカイブ手順
- モバイルブラウザでの手順
- モバイルアプリでの制限
- アーカイブを解除する方法
- アーカイブ済み注文を隠す代替案
- よくある失敗と対処法
- チェックリスト
- 1行用語集
- よくある質問
アーカイブとは一行定義
アーカイブ: 注文を「あなたの注文」既定一覧から外し、目に付きにくくするAmazonの操作。注文そのものを削除するわけではありません。
PCでのアーカイブ手順
- Amazonのウェブサイトにアクセスしてログインします。地域のamazonドメイン(例: amazon.co.jp / amazon.com)に注意してください。
- 画面上部の「アカウント&リスト」または「アカウントとリスト」を開き、「注文」を選択します。
- アーカイブしたい注文を一覧から探します。
- 対象注文の左下にある「注文をアーカイブ」リンクをクリックします。
- 表示される確認ポップアップで再度「注文をアーカイブ」をクリックして確定します。
これで注文は「注文をアーカイブ」した状態になります。アーカイブ済み注文は通常の「あなたの注文」一覧には表示されませんが、アーカイブ一覧から確認・解除できます。
モバイルブラウザでの手順
モバイルブラウザ(ChromeやSafari)からでも操作可能です。アプリは対応していないため、ブラウザでデスクトップ表示に切り替える必要があります。
- モバイルのブラウザで amazon.com(または地域のAmazonサイト)を開き、サインインします。
- ブラウザの設定で「デスクトップサイトを表示(PC版サイト)」をリクエストします。
- 画面右上の「アカウントとリスト」をタップし、「注文」を選びます。
- PCと同じく対象注文の「注文をアーカイブ」を選択し、確認ポップアップで確定します。
モバイルアプリでの制限
現時点では、iOS/Android用のAmazon公式アプリには注文をアーカイブする機能が含まれていません。アプリからはアーカイブ操作ができないため、前節のようにモバイルブラウザでデスクトップ表示を利用してください。
アーカイブを解除する方法
アーカイブ済み注文はいつでも元に戻せます。手順は以下の通りです。
- Amazonにログインして「アカウントとリスト」→「注文」を開きます。
- ページ内の「アーカイブ済みの注文」や「注文をアーカイブした商品を見る」(表示名は地域やUIで若干異なる場合あり)を探します。
- 解除したい注文の「アーカイブを解除」や「アーカイブを戻す」をクリックします。
- ポップアップで「注文がアーカイブ解除されました」と表示されれば完了です。解除後、その注文は再び「あなたの注文」一覧に表示されます。
アーカイブ済み注文を隠す代替案
アーカイブは便利ですが、完全に第三者の目から隠すわけではありません。以下の代替策も検討してください。
- パスワードを共有しない: 最も確実な方法はアカウントの共有をやめることです。
- Amazon Household(ファミリー機能)を利用する: 別のアカウントで共有することで購入履歴の可視性を分けられる場合があります(地域や条件で違いがあります)。
- 注文をギフト設定にする: ギフト包装・ギフトレシートを選ぶと、注文メールやパッケージに金額が出ないなどの利点があります。
- 閲覧履歴を削除する: 注文ページとは別にブラウズ履歴を消すことで、最近見た商品から痕跡を消せます。
閲覧履歴の削除手順
- Amazonにログインし、トップページや「閲覧履歴」へ移動します。
- 「閲覧履歴を編集」や「最近表示した商品」の下にある「表示から削除」をクリックします。
- 削除後にページを更新すると、該当アイテムが表示されなくなります。
よくある失敗と対処法
- 相手がアカウントにログインしている場合: アーカイブしてもアーカイブ一覧を見れば注文は確認できます。信頼できない相手と共有している場合はアカウント共有を見直してください。
- モバイルで「アーカイブ」ボタンが見つからない: アプリでは未対応です。ブラウザのデスクトップ表示に切り替えてください。
- アーカイブ解除が反映されない: ページをリロードし、別のブラウザやキャッシュクリアを試してください。問題が続く場合はAmazonカスタマーサービスに問い合わせましょう。
知っておくべき注意点
Important: アーカイブは注文を完全に削除する操作ではありません。請求情報や配送情報、領収書データはアカウント内に保持されます。
Notes: 地域によってUIの表記や手順が若干異なる場合があります。表示名が見当たらないときは「注文」「アーカイブ」などでページ内検索してください。
チェックリスト — 操作前に確認すること
- アカウントにログインしているか
- 対象の注文日・商品名を確認したか
- モバイルならブラウザをデスクトップ表示に切り替えたか
- 本当にアーカイブで良いか(完全削除ではないことを理解しているか)
1行用語集
- アーカイブ: 注文を既定の注文一覧から外して目立たなくする操作。
- アーカイブ解除: アーカイブした注文を再表示させる操作。
よくある質問
アーカイブした注文は誰でも見られますか?
アカウント所有者としてログインしている人はアーカイブ一覧から注文を閲覧できます。共有相手に見せたくない場合はアカウントの共有を避けてください。
アーカイブしたら領収書や支払い履歴は消えますか?
いいえ。アーカイブしても支払い情報や請求に関する記録はアカウント内に残ります。
アーカイブを一括で行えますか?
現状、Amazonの標準UIでは注文ごとに個別にアーカイブする仕様です。一括操作はサポート外の場合が多いです。
終わりに
アーカイブは簡単に注文の視認性を下げる実用的な手段です。ただし完全に注文情報を隠すわけではない点に注意してください。サプライズやプライバシー保護の目的で使う場合は、上記のチェックリストと代替案も併せて検討すると安心です。
まとめ: アーカイブは便利だが限定的。モバイルではブラウザのデスクトップ表示を使う。アカウント共有の見直しが最も確実な対策。